Linuxのフォーマットに気をつけろ!
仕事で使っているLinuxサーバは、システム用のHDDとデータ用のHDDの構成になっていた。
システム用のログ領域が不足気味で、ログ整理を頻繁にしないといけないので困っていた。
システム用HDDを見てみると、使っていない領域がある。 これは使わないと損だと思って、パーティションを新たに追加してフォーマットを行った。
その時、英語で「パーティションをまたがってフォーマットするけどいいのか?」とかなんとかというメッセージが出ていたが、大丈夫だろうと思って、深く考えずに「y」とした。
すると、フォーマットにいやに時間がかかる。 まさか・・・
(;・∀・)
フォーマットが終わってからデータフォルダに移動して「ls -la」をしてみると、なんとディレクトリ構造が化けている!!
これはやってしまったか!! なんと、フォーマットの時に別HDDになっているはずのデータ用パーティションもフォーマットされてしまっていたのだ!! Σ(゚д゚lll)ガーン
仕事用、それも自分だけのデータではなくて、何十人ものユーザーのデータが入っている。
血の気が引いた。 ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
やってしまったことはしょうがない。 幸い、バックアップは毎日テープ(LTO)にとっている。 が、いままでテープからデータを戻したことはなく、正直ちゃんとデータがバックアップできているとは思ってなかった。
が、データを戻してみると、どうやら完全にデータが復活できていたようだ。 ありがとうLTO君! バックアップソフトくん!!
ちゃんとデータが回復できなかったら、正直どうなっていたことか・・・。 (;´Д`)
バックアップはちゃんと取ろう!! また、うかつなパーティション操作はしないこと!! (`・ω・´)シャキーン
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